【公務員試験】大学の成績は合否関係あるのか?

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私の知り合いに「受験先から成績証明書を提出するよう求められた、単位をいくつか落としており績が良くないため、書類選考で落とされてしまうのではないか」と心配している子がいました。そこで、今回は大学の成績と公務員試験の関係性についてご紹介していきたいと思います。

 

 

大学の成績は合否に関係があるのか?

結論から言いますと、公務員試験に大学の成績は関係ありません。基本的に大学を卒業することができる成績を取っていれば問題ないでしょう。

単位を何回も落としていたとしても、卒業さえできれば良いのです。

ただし、採用年度までに卒業している必要があります。留年をして採用年度に卒業が間に合わない場合は話が別です。採用年度に卒業していないと、よほどのことがない限り、就職先の官庁は待ってくれないでしょう。

また、基礎自治体、つまり市役所や町役場の場合は、大学の成績を提出するよう求めるケースがあります。基本的に成績の良し悪しが採用に大きく作用してくることはありません。多少単位を落としていたとしても問題はありません。

大学の成績評価基準は、上から秀、優、良、可、不可と5段階評価となるのが一般的です。正直、秀だろと良だろうと採用側はあまり気にしていません。

大学によっては、優、良、可、不可の4段階で評価するところもあります。採用側も受験者一人一人の成績をしっかり見ている時間もありません。

東大は単位を取得するのが容易ではなく、留年するケースが少なからずあると聞きます。東大に合格した人が単位を落としてしまう授業なわけですから、相当難易度が高いのではないでしょうか。

何が言いたいかというと、大学ごとで秀の難易度も違えば、可の中も違うということです。

いわゆる超難関大学の学生の成績評価が平均的に見て可であったとします。一方、いわゆるFランク大学と呼ばれる大学の学生の成績評価がほぼ、秀であったとします。どちらが優秀だと言えるでしょうか。正直、採用側も分からないでしょう。

不可があまりにも多いといった場合は、話が変わってきますが、不可が多少あったとしてもさほど採用に影響はないでしょう。

不可がどれほどの量あると採用に影響してくるかは、自治体ごとで評価基準が違いますし、分かりません。常識の範囲内の量だと思います。

 

 

友人から見る合否の関係性

私の周りの友人の中で、大学の成績がいかに公務員試験に関係かを体現した友人がいますのてで、その友人のエピソードをご紹介いたします。

 

大学の授業をサボり続けた友人A

友人Aは、極力大学に足を運ぶことを嫌い、常に毎日のようにバイトをしていました。

そのため、大学の授業は、どの授業も単位を落とさないギリギリの出席数で切り抜けていました。大学のテストもその調子ですから、合格ラインギリギリです。彼の成績表を見せてもらいましたが、可の文字で埋め尽くされていました。不可の字もいくつかありましたが、多いという印象はありませんでした。

一方公務員試験では、当日の調子が良かったみたいで、7、8割の点数を連発していました。

もちろん、筆記試験は受験した試験種全てに合格していました。その後の面接試験も順調に進み複数の受験先から内々定をもらっていました。友人Aは、容量の良い学生を体現していたように思います。

毎日真面目に授業やテスト勉強をしていた友人B

友人Bは、大学1年次から授業に対する姿勢は素晴らしく、どの授業もよほどのことがない限り、欠席することはありませんでした。ほぼ皆勤です。そのため、大学の成績表も良く、GPAでは3点台を取っていました。

一方、公務員試験の出来はと言いいますと、大学の成績よりかはうまくいってなかったようです。その主な要因が筆記試験です。友人Bは、筆記試験に苦戦していました。

特に教養科目の点数が振るわなかった様子でした。そのため、教養科目馴染める割合が高い自治体は、筆記試験で落ちてしまっていたようです。また、筆記試験を通過した試験種においても、今度は面接試験で苦戦を強いられていたようです。最終的に国家一般職のある官庁に内々定をもらうことができたようですが、結果に満足はしていないようでした。

友人Bの姿をみて、大学の授業に対する取り組みも公務員試験の評価項目の一つとして反映してみてはどうかと思う気持ちが少なからず湧いてきました。

 

 

公務員試験と大学の単位の考え方

ここまで私の友人である2人のケースをご紹介してきました。いかがだったでしょうか。大学の成績評価が公務員試験での採用に大きく影響してこないことがわかったかと思います。

公務員試験は、とりあえず単位さえ取れていれば合格できるということです。

公務員試験は、筆記試験を課す受験先が大半です。(もちろん、筆記試験を課さず、それに代わる自己PR試験を導入している自治体もあります。)

公務員試験において学力は、筆記試験一発勝負で評価されます。極端なことを言えば、大学では成績がとても悪く不可を量産していたとしても、筆記試験で高得点を取ることができれば、公務員試験では上出来です。逆に、授業に対する取り組みが良く、大学の成績も優秀な学生が、筆記試験本番で試験の出来が悪く、ボーダーを下回ったとしたら不合格です。

つまり、筆記試験さえ合格できれば、大学の成績はあまり関係がないのです。