【公務員試験】インターンは参加するべきか?

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公務員を志望する学生さんから、以下のような質問を受けました。「公務員を志望しているのですが、インターンに参加しておいた方がいいですよね?参加するならどの官庁のインターンが良いですか?」というものです。

そこで今回は、公務員を志望する学生が公務員のインターンに参加するべきか否か。そして、参加するとしたら、どのような機関のインターンに参加すると良いのか、私の経験からご紹介していきたいと思います。

早速ですが、今回のテーマに対する私の見解を述べさせていただきます。

このテーマに対する私の答えは、

「インターンに参加しないよりは参加した方がいいです。ただし、インターンに参加しなかったからといって不利になるとか、合格可能性が低くなることはありません。公務員の志望官庁のインターンはもちろん、民間のインターンにも参加した方がいいと思います。」です。

ここで今回の記事は終了では、味気ないですし、この見解に対する根拠をまだお話ししていません。ですから、今からこの見解に対する根拠を書かせていただきます。

 

 

参加した方が良い?

参加した方が良いか?という質問に対して、私の答えは、YESです。筆記対策を早めに開始した方や、まだ大学1、2年で公務員試験まで時間的余裕がある方、筆記対策に自信がある方であるなら、積極的に参加しましょう。インターンの参加に時間を取られ、筆記対策が間に合わなくなってしまったという自体は避けならばなりません。無理に参加する必要はありません。

なぜ参加した方がいいのか、その理由ですが、4つご紹介します。

 

①公務員の仕事をすることができ、進路選択の材料となる

②志望度の高さをアピールすることができる

③面接対策になる

④人事に顔を覚えてもらえる可能性がある

 

①公務員の仕事をすることができ、進路選択の材料となる

インターンは、実際に職員が普段行っている業務を模擬体験することができる機会です。本やネットの情報、職員からの話だけでは、分からない部分が多数あります。実際に自分の目で見て、手を動かし、現場の職員と一緒になって働くことで、現場の雰囲気や業務内容の理解をより深めることができます。例えば、県庁のインターンでは、行政文書を作成する体験をしてみるといった内容等が行われていますし、市役所のインターンでは、関係機関との調整業務に付き添いとして随行するようなものあります。

こうしたインターンを通じて、公務員の仕事をよく理解することで、ここの官庁の雰囲気は、私に合うなとか、ここの官庁の雰囲気は私には少し合わないかもしれない、公務員の仕事は、自分に向いているなとか、逆に公務員の仕事は、自分に合わないなというような発見があるかもしれません。インターンで感じたことは、全て自分の進路選択に良い材料となります。漠然と公務員を志望していた学生が、志望する官庁を見つけるきっかけになるかもしれません。逆に公務員志望から方針転換し、民間志望にするのも良い収穫があったと言えます。

 

②志望度の高さをアピールすることができる

面接試験時、インターンに参加した学生と参加したいない学生を見たとき、面接官からは参加した学生の方が志望度が高いと映るでしょう。

面接試験受験者のうち、インターンの参加経験のある受験者の方が割合として少ないわけですから、他の受験者とも差別化できます。面接官からの印象にも残りやすいわけです。

採用側は、内定辞退されることを嫌います。合格通知を出したら、確実にうちに来てくれる受験者を取りたいのです。インターンの時から興味を持ち、実際に受験先に足を運んでくれていたとなれば、面接官は志望度が高く、辞退される可能性が低いのではないかと考えます。

そして、インターンに参加した受験者は、受験先の官庁の良いところも改善した方が良いところも他の受験者に比べ、知っています。受験者が受験先を理解した上で受験している点が面接官には響くのです。なぜなら、採用する側として、採用前と採用後のギャップから採用した人間に辞められては非常に困るのです。インターンに参加することでそのギャップをある程度埋めた上で受験していると面接官は考えます。

③面接対策になる

インターンに参加することで面接対策をすることができます。インターンの経験が直接的または間接的に志望動機に結び付けられるからです。

例えば、「インターンに参加したことがきっかけで、〇〇市役所の仕事に興味を持ち、〇〇〇〇」や「〇〇〇〇という体験から〇〇国税局の仕事に魅力を感じ、その後のインターンの経験を通じて、〇〇と思い志望しました。」ともできるわけです。

筆記試験終了後に面接対策を始めるとなると1ヶ月しか対策期間がありません。その中でも志望動機にかける時間は、しっかりととらなければなりません。そこで、インターンの経験があると、志望動機を考える時間も抑えられます。

④人事に顔を覚えてもらえる

インターンの募集人数が少ない官庁(本省や出先機関、裁判所、国税局といった国家公務員のインターンや、政令市以外の市役所)は、参加者が少ないため、人事も顔を覚えてくれる可能性があります。人事担当者は、一次面接など比較的早い段階の面接試験における面接官となる可能性があるので、面接で有利になるかもしれません。

面接官になる可能性があるのは、本省や出先機関の国家公務員、政令市以外の市役所です。裁判所や国税局、県庁、政令市役所は、インターンを担当した人事の職員が面接官となる可能性は低いかもしれません。ちなみに国税局は、採用面接の面接官がインターンの時にいた職員だったと友人から聞きました。

 

 

参加しないと不利になる?

不利になることは、ありません。正直、インターンに参加しなくても公務員は、最終合格できます。インターンの参加が有利に働くことはあるかもしれませんが、インターンに参加しなかったことが、選考で不利に働くことはおそらくないでしょう。

私自身、内定を頂いた全ての官庁がインターン不参加の官庁です。公務員試験は、インターンを参加しなくても合格できます。私が証人です笑

ただし、インターン不参加の友人が、ある市役所の面接の中で、インターンに参加したかと聞かれ、さらになぜ参加しなかったのか?と問われ、うまく答えられなかったと言っていました。この友人は、その受験先に最終合格を果たしましたが、インターンに参加しなかった方は、参加しなかった理由が問われる可能性があることを頭の片隅に置いておいた方が良いかもしれません。

 

インターンの参加先はどこがいい?

志望官庁のインターンがあれば、まずはその志望先のインターンに参加しましょう。志望先がインターンを行っていなければ、その次の手段として、志望先が国家公務員なら国家系のインターン、志望先が地方公務員なら、地方公務員のインターンを参加すると良いでしょう。ただし、理想を言えば、国家公務員と地方公務員のインターン両方参加することをおすすめします。面接試験でも、国家、地方限らず、なぜ国なのか、県なのか、市役所なのか問われることがあります。インターンの経験がこのような質問に対する回答の1つになるかもしれません。

そして、何より新たな志望先が見つかるかもしれないからです。

 

民間のインターンは参加するべきか?

できれば、民間企業のインターンに参加しましょう。民間のインターンは、グループワークを行う企業が多く、公務員試験の集団討論試験の対策になるからです。なぜなら、グループワークそのものを試験に課す自治体もありますし、集団討論とグループワークの基本スタンスは変わらないからです。また。なぜ公務員なのかという質問に対して、説得力のある回答ができます。さらに、民間企業をしっかりと考え上で、公務員を志望したという態度を伝えることができ、志望度の高さをアピールできるでしょう。

私は公務員のインターンは、参加しませんでしたが、民間企業のインターンには参加しました。そのため、なぜ公務員かという質問に対して、民間のインターン経験を含めた自分の経験を交えて回答し、面接官からも好評をいたかのを記憶しています。